歯を抜かない矯正治療の症例
Case.1 右の八重歯が飛び出ている


















Case.1 右の八重歯が飛び出ている


















Case.2:両方の八重歯が飛び出ている


















Case.2:両方の八重歯が飛び出ている


















Case3:噛み合わせが著しく悪い場合る


















Case3:噛み合わせが著しく悪い場合る


















Case.4:1本だけ歯が内側に入ってしまう場合


















Case.4:1本だけ歯が内側に入ってしまう場合


















矯正について
歯並びで悩んでいる方はいませんでしょうか?
矯正といえば、痛い、見た目が悪いというイメージが強いかと思います。
しかし、矯正治療をする事でたくさんのメリットもあるのです。 こちらでは、矯正治療のメリットについていくつかご紹介したいと思います。
メリット1
口元のラインがスッキリして美しくなれる。 悪い歯並びは、口元や顎の形や発育に影響を与えます。 矯正治療を受けることで、口元のラインがすっきりして、横顔もシャープになるので、お顔が美しく見えるようになるのです。 大人になってから矯正される方には、このメリットが大きいのではないでしょうか。
メリット2
笑うときのコンプレックスがなくなり自信を持って笑うことができる。 矯正治療を行うことで、より美しく魅力的な笑顔を生み出すことができます。 やはり、歯並びが気になって、笑うときは口元を手で隠してしまうという方も多いのではないでしょうか。
メリット3
姿勢がよくなる。 歯並びが悪いと、背骨のゆがみ、全体的な体のバランスが崩れてしまします。 それを矯正治療によって、全体的な身体の歪みを修正し、すっと美しい姿勢を手に入れることができます。
メリット4
虫歯や歯周病になりにくくなる。 歯並びが悪いと、歯ブラシが届かない場所もたくさんあります。 そこで、矯正治療によって、歯ブラシでしっかりと磨くことができるので、虫歯や歯周病を防ぐことができるのです。 現在、歯を失う原因の半分以上は「虫歯」ではなく、歯周病です。 歯は1度削ってしまうと、完全には元に戻りません。 ですから、お子様がいる方は、将来の健康にも繋がるように、矯正治療を受けさせてみてはいかがでしょうか。
メリット5
食べ物の消化吸収がよくなる。 歯並びがよくなると、しっかりと噛めるようになります。 すると、唾液や胃液などの消化液もよく出るようになるので、消化吸収がよくなります。 そして、結果的に運動能力が上がったり、成績がよくなったという報告もあるくらいです。
メリット6
睡眠時無呼吸防止。 昼間眠いな・・という方はいませんでしょうか? それは、眠っているときに、ちゃんと眠れていないかもしれません。 もちろん、本人には、眠れていないという自覚はありません。 顎が小さいと、舌がお口の中に収まらず、のどの奥に落ち込んでしまいます。 すると、うまく呼吸ができなくなるので、脳に酸素が行かなくなり、質の良い睡眠が取れないのです。 だから、起きているときに、なんとなく眠い・・と感じさせてしますのです。 矯正治療により、顎が大きくなると、眠気を起こさせない効果があるかもしれません。
メリット7
一生ものの歯ブラシの習慣が身につく 矯正治療の一番のメリットは、「一生、自分の歯を使えるように考え方が変わること」です。 矯正治療中は、矯正装置をつけているときに正しい歯磨きができないと、食べカスなどが残ったりして、 虫歯になりやすくなるため、ほとんどの歯科院では、歯ブラシの指導をしています。ですから、正しい歯磨き方法が自然と身につくことで、いつまでも自分の歯 を守ることができるのです。
歯並びの悪さが体に与える影響
体に与える影響
歯並びは見た目だけでなく体にも様々な影響を与えますので歯科に診てもらうことをおすすめします。 歯並びが悪いまま放置してしまうことで与える影響をまとめました。
1.歯への影響
歯並びが悪いと歯と歯の間の隙間や歯と歯茎の隙間に歯ブラシをきちんと当てることが難しく、磨き残しができやすくなります。 磨き残しは時間が経つとプラーク(歯垢)とよばれる細菌のかたまりになり虫歯や歯周病の原因にとなります。 虫歯や歯周病が悪化すると、炎症を起こして痛みを伴い歯科で歯を抜かなければならない事態になることがあります。
2.発音への影響
歯と歯の間に隙間があると、空気が抜けて話しづらくなることがあります。 また、ガタガタの歯並びであると、舌の動きが制限され、発音の悪さに影響がみられます。 具体的に例をあげると、日本語ではサ行やタ行が言いにくくなり、英語ではSやZなどの発音が言いにくくなります。
3.そしゃく(噛むこと)への影響
食べ物を前歯で噛み切ることや、奥歯でしっかりと噛んで飲み込むことが難しくなります。 よく噛まずに飲み込むと、消化を助ける唾液が出にくくなります。 そうなる と、食べ物のすべてを胃や腸で分解することになります。 そして、消化器官に負担をかけてしまいます。 また、噛む回数が少ないと、脳の血流が悪くなり、知能や運動機能の 発達に影響が出るともいわれています。
4.あごへの影響
噛むときにあごにかかる力が均等に分散されないことであごの関節への負担が大きくなってしまいます。 「口をスムーズに開けることができない」「口を動かすと耳の辺りがカク カクと音がする」 「噛んだときに、あごの関節や周りの筋肉が痛む」などの症状が現れる"顎関節症"が引き起こされるリスクが高くなります
5.顔への影響
何本か歯が飛び出している出っ歯などの不正咬合がみられる場合は、 口元にしまりがなくなり、見た目の美しさや印象に影響を与えることもあります。 また、あごや口の周りの筋肉の成長や発育不足によって不正咬合や、 上下のあごにズレが生じ、顔の左右が歪んでしまうことがあります。
6.体への影響
歯並び、かみ合わせの悪さは、身体全体のバランスにも関係し、 頭痛・腰痛・肩こり・めまいなどを誘発するおそれがあります。
なるべく抜歯をせずに矯正
抜歯をしない矯正
歯を抜くことで、矯正の効果が高まるのであれば抜歯も一つの手段となり得るのですが、実は歯を抜かないで行った方が術後の安定が見込めることがわかっています。
矯正治療を行うメリットを列挙してみると、以下のようになります。
ここが1番のオススメポイントです
- 治療期間の短縮
- 顎関節症の改善
- 虫歯になりにく、歯周病になりにくい
- 肩こり、頭痛の改善
- いびき、睡眠時無呼吸症候群の軽減及び改善が期待できる
- 矯正治療後の後戻りが少ない
- 歯のすり減り、くさび上欠損の予防
- 根本的な原因を解決しやすいので、後戻りがしにくい
- 顔の非対称性を軽減される
- 成長期の子供でアゴの成長を阻害しない
- 子供の矯正には理想的
- 審美的に綺麗
この様に、抜歯をせずに治療を行うことはメリットばかりです。
特に術後の安定や成長の阻害をしないという点は、高額かつ長期的な視野が要求される歯科矯正においては最重要視されるべきものだと思います。
できるのならば、抜歯をしない手段を選ぶべきであると考えます。
機能改善を重視する矯正
機能改善を重視する矯正
ここが2番のオススメポイントです
矯正治療を行うことを考えていらっしゃる方のほとんどは、見た目の歯並び、噛み合わせのバランスを美しくすることを第一優先に考えていらっしゃると思います。もちろん、見た目を美しくすることは大変重要なのですが、最も重要なのは機能改善です。機能改善を重視し、本質的な問題解決を行う治療を行えば見た目の美しさも自然とついてきます。最近では、矯正治療で見た目だけを重視して改善し更に、ホワイトニング等で審美性のみを追求するあまり、機能が疎かになってしまい生活に支障をきたしてしまっている患者様の事例をよく見かけます。矯正治療は非常に専門性が高い治療です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)についての解説
ここが3番のオススメポイントです

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のことが比較的知られるようになった現在でも、SASが関与したとされる交通事故は後を絶ちません。それは、自分の症状がSASであるということに気づかず、適切な検査や治療に至っていない人がまだ多いということでもあります。
「いつもの眠気」や「いつものイビキ」に、SASのリスク、ひいては交通事故をはじめとする社会的な事故のリスクまでもが潜んでいるということを改めて考えて頂きたいと思います。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、太った男性がかかる病気というイメージがあるかも知れませんが、太っていなくても、痩せていても、女性でもかかる病気です。
それは、顔や首まわりの形体的特徴がその発症と強く関連するためです。
とくにSASになりやすい形体的特徴をご紹介しましょう。

- 首が短い
- 首が太い、まわりに脂肪がついている
- 下あごが小さい、小顔
- 下あごが後方に引っ込んでいる⇒出っ歯
- 扁桃腺の肥大やアデノイドが原因 アデノイドとは、のどと鼻の境目にある扁桃組織の事で、成長と共に次第に小さくなりますが、子供によっては大きすぎる為に気道が狭くなってしまうのです。
- 歯並び、かみ合わせにより下顎の成長が起き難く舌が後方にさがって軌道を狭くしてしまいます。
2.はご自身が食生活改善、運動をするなどの努力で改善できます。
1.3.4.5.6は早期なら矯正治療で対処できます。
顎顔面の骨格的特徴はお子様に遺伝して受け継がれます。ぜひ早期に治療することでかなりのリスクを回避することが出来る矯正治療をお勧めします。
一度ご相談ください!初診相談は無料となっております
矯正歯科のQ&A
矯正歯科の治療費用はどの位かかりますか? | 矯正歯科についての初診相談料は無料となっております。まずは矯正歯科医にお悩みを相談しそれに伴う説明を受けてから治療をするかしないか患者さんが判断します。当院では治療開始時に費用の全額を納めていただく方式ではなく、患者さんに費用明細を分かりやすくするために毎月治療にかかった費用だけをその度お支払いいただくことにしております。装置の費用も分割払いが可能です。詳しくは当院までご相談ください。 |
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検査費用はどのくらいかかりますか? | 初診相談で治療を始めると決めた患者さんにはオルソパントモグラフィやセファロなどレントゲン撮影3〜5枚、お口の中の型取り、必要であれば口腔内写真などの歯科矯正精密検査が必要です。 歯科矯正精密検査料金+歯科矯正診断料金 ¥39,000〜となります。 |
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医療費控除の対象になるでしょうか? | 矯正歯科も医療費控除の対象になります。国税庁ホームページ |
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矯正歯科治療を始める年齢について | 基本的には矯正治療を始めたい時が始め時です。成人になってからの成人矯正治療も行なっております。 |
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子供の矯正治療の費用について | 歯並びにもよりますが、子供の矯正の場合成長期の顎の骨が柔らかい時期に始めると比較的早く治療が進みますので短期間で治療が終われば費用も抑えることが可能です. 矯正基本装置料金 限局矯正(小児〜小学生位) ¥100,000〜450,000, 本格矯正(中学生位〜大人) ¥500,000〜780,000 |
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矯正治療では必ず4本歯を抜くのは本当でしょうか? | 当院では、最先端のなるべく歯を抜かない矯正歯科治療をしています。よく矯正するには歯を4本抜くという話がありますが、4本抜くことによる矯正治療終了後の障害(顎関節痛や肩こり、頭痛、鼻の下がながくなった、口元が貧相になった)については全くと言っていいほど知らされていません、当院ではほとんどの患者さんが歯を抜かないで治療を終えています。 |
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矯正治療後の再矯正治療について | 矯正治療をしたら顎の関節が痛くなった、物が噛みにくい、肩がこる、片方でしか噛めなくなった、右左どちらで噛んで良いのか分からなくなった、歯ぎしりをする様になった、頭痛がするなどの後症状が出る事があります。この場合再矯正治療が必要な場合があります。 |
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矯正歯科はなぜ健康保険が適応されないないのでしょうか? | 現在健康保険が適用されるのは口唇口蓋裂などの一部先天奇形と顎変形症のみです。健康保険の制度は全て国が決めることです。一般の歯科医師が決めることはできません。よって一部の症例以外は健康保険が適応できないのです。 |
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矯正歯科料金表
- 矯正前段階
- 歯科矯正初診相談料金 無料
- 歯科矯正精密検査料金+歯科矯正診断料金 ¥39,000
- 矯正基本装置料金 限局矯正(小児〜小学生位) ¥100,000〜450,000
- 本格矯正(中学生位〜大人) ¥500,000〜780,000
- 舌側矯正(見えない装置) ¥700,000〜1,000,000
- 調整等の料金 定期調整料 ¥6,000〜
- 歯科矯正保定装置料金 片顎 〜¥40,000
- 矯正治療経過観察料金 経過観察中、歯科矯正保定期間中
(3〜6か月1回程度) ¥3,000